図書館の電子メディアの蔵書数が適切かどうかを計算する

問題:

今回の改訂で変更があった電子メディアの数量基準数を満たしているかどうかを調べるプログラムを作成しました。表を参考に、自分の通う高等学校が保有している数と基準数の関係において基準を満たしていれば「適正」、そうでないなら「不適」と表示されるプログラムを作成してください。(変数名は、学級数=totalClass、高等学校が保有している電子メディア数=all と表示すること)

解説:

電子メディアの数量基準数を満たしているかどうかを調べるには、まず条件を設定する必要があります。

今回は学級数が12ある高等学校の電子メディア数が基準を満たしているかどうかを調べるため、電子メディア数量基準数の表から高等学校の行と学級数が7~12の列が重なる部分を見ていきます。

表から、高等学校の学級数が12である電子メディア基準数の式は「3000+90*A」です。
なので、基準数が適正である場合の条件は「3000+90*A≦学校にあるメディア数」になります。
この式を使ってプログラムで適正か不適正であるかの条件を作っていきます。

次にブロックエディタでプログラムを組んでいきます。
最初に変数を作成します。
まず学級数であるtotalclassに12
学校のメディア数であるallに4000を入れます。

ちなみにAは6をこえた学級数であるので、Aに入る式は「学級数-6」です。
従って今回の学級数はtotalClassの変数を使い、AにtotalClass – 6を入れるようにブロックを組んでいきます。

次に分岐条件を組んでいきます。
「もし~なら~でなければ」ブロックを使い、エリアに表から調べた条件式
「3000+90*A≦学校にあるメディア数」
これをプログラムに変換していきます。

最後に、学校にあるメディアの数が基準値より多い時に「適正」そうではない時に「不適」といった処理を~なら、~でなければの部分に入れていきます。

これで完成です。
アップロードしてシリアルモニタを確認してみましょう!

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